やあ、すげえなあ。隔世の感ですな。
オラなんか、タンクバッグ(マグネットじゃあなくって黒いゴムバンドで台座部分を固定する式)の透明部分に紙の地図突っ込んで、折り返して、とかしながら旅したもんだ。
そーいえば、東名高速で京都に行った時、この地図を入れる透明ポケットに高速のチケットを入れていたら、走行中、負圧でスウーっとチケットが吸い出されて吹っ飛んでいってしまった。ファスナーを閉じ忘れてた。っていうか、チケットが吸い出されてしまうなど、想像だにしなかった。
100km/hちょっとでボーッと走ってると、視界の隅で何かがヒラヒラしている。ん?と思って視線を向けると、タンクバックの透明ポケットからクリーム色のチケットが半分ほど出てヒラヒラしている。へ?と思った瞬間、ぱあっと後ろに飛んでいってしまった。バックミラーに飛んで行くチケットが見えた気がしたのは、まあ、見えた気がしただけだろう。
高速出口で「すいません、チケット飛んでっちゃいました」と言うと、事務所に連れて行かれ、自宅から高速入り口までの地図を書かされて許してもらった、てえ事があったなあ。
そーいえば、有料道路で便利な小銭クリップ、みたいな製品もあったなあ。あれは何度も迷って買わずじまいだった。いや違うか。タンクバックの手前のポケットの中にそのコインクリップが仕込まれていたような気もする。忘れた。
いずれにしても、ムチャクチャにアナログな装備の話だ。