スマホには、ホントいろんな機器がやられちまった…という感じだ。カメラ・コンパクトカメラ需要は完全にスマホカメラにとってかわられ、コンデジというカテゴリー自体が消滅しかかっている。
海外のライブ演奏映像をいろいろ眺めていると、観客がコンデジの動画機能でステージを撮影している姿を上手く取り入れて使ったビデオをたまに見かける。(写真 ↓)
これには、驚く要素が二つある。
(その1)
もそも、欧米においてはコンサート会場で一般観客が写真・動画撮影が認められているのか?
彼の地においては、美術館・博物館での写真撮影は普通に認められている事なので、演奏会においても同様なのか?
(その2)
このビデオでは、観客がステージをコンデジの動画機能で撮っている。驚きだ! (スマホで、じゃないよ!) 2010年頃のビデオなんだろうか?
現代においては、静止画でも動画でも一般的にはスマホカメラだが、たかだか10年ほど前までは写真を撮るといえば「コンデジ」コンパクトデジカメだったのだ。
そのコンパクトカメラも、win98の出現・パソコンの爆発的普及に伴い、西暦二千年頃から銀塩フィルムカメラからデジタルカメラに雪崩を打つような勢いで置きかわってしまった。
つまり、コンパクトデジカメ=コンデジというカテゴリーの商品の隆盛は(長く見ても)1999年頃から2015年頃までの、たかだか15年間ほどでしかなかった…というわけだ。現代においては、高倍率ズームを搭載した一部機種が海外で多少需要がるという程度で、コンデジはほぼ死に体である。
昭和時代のコンパクトカメラというのは、実に多彩で、普及機から高級機まで百花繚乱で、いまだ中古カメラ市場において値が付くほど長寿製品が多い…そーいえば、マリオ氏はローライみたいなコンパクトカメラを持っていたように記憶するが?
https://www.youtube.com/watch?v=wOmnqEaX6IY